
バナナはご家庭でもよく食べられる果物のひとつだと思います。
そこで今回はバナナの保存方法や意外な活用法などを含め3つご紹介できればと思います。
バナナの保存方法
皆さんもバナナを買った際食べきる前に腐らせてしまった経験があるのではないでしょうか?
そこでこの章ではバナナの保存方法についてご紹介できればと思います。
バナナはエチレンガスという果物を熟成させる効果のあるガスを発生させる特性があります。
そのためバナナ同士を房のまま置いておくとお互いのエチレンガスにより熟成が早まり腐るまでの期間が早まってしまうのです。
今回は熟成を遅らせるための保存方法を2つご紹介します。
1つ目は房になっているバナナを一本ずつに切り離す方法です。
一本ずつ切り離すことで互いのエチレンガスで熟成を早めることを防げます。
そうすることでバナナ同士が互いにエチレンガスの影響を受けることがなく腐りにくくなります。
なおそれぞれ1本ずつをラップなどで包んでおくとより効果的です。
2つ目はバナナを吊るして保管する方法です。
バナナは地面に触れている部分が黒く傷む性質があるため吊るして保存しておくことで日持ちがよくなります。
バナナを吊るす専用のスタンドは販売されているため普段からよく食べられている方はスタンドの購入を検討されるのもいいと思います。
バナナの意外な活用方法
先ほどの章でバナナにはエチレンガスを放出する特性があることを知っていただいたと思います。
そこでこの章ではバナナから放出されるエチレンガスの活用法についてご紹介できればと思います。
その活用法とは他の熟成し切っていない果物の熟成を早められることです。
方法としては熟していない果物を紙袋に入れ、一緒にバナナを入れます。
そうすることで熟成させたい果物の熟成が早まります。
これはバナナから放出されるエチレンガスが、他の果物の熟成を促進するからです。
エチレンガスを放出する果物は他にリンゴもあり、バナナと同様の方法で他の果物・野菜等の熟成を促進させることができます。
バナナは実はベリー類の果物
最後にバナナに関する豆知識を一つご紹介できればと思います。
実はバナナは「ベリー類」に分類される果物だということをご存知でしょうか?
植物学的には、ベリーは一つの花から生まれた果実で、果皮の内側に種が複数含まれているものを指します。バナナはこの定義に当てはまるため、ベリーに分類されるのです。
一方、イチゴやラズベリーは名前にベリーとついていますが、「集合果」と呼ばれ、ベリー類ではありません。

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