リンゴに関する雑学

フルーツ

今回はリンゴに関する雑学や生活で役に立つ知識等を3つご紹介していきたいと思います。

リンゴの保存方法

この章ではまるごとのリンゴと切ったリンゴの保存方法を2つご紹介していきます。

①まずまるごとのリンゴの保存方法について

リンゴはエチレンガスという熟成を早めるガスが発生する為熟成が早く進みやすいです。

そこで有効な保存方法が冷蔵庫や冷暗所で保存することです。

理想的な保存温度は0~4℃の為冷蔵保存する場合は野菜室が最適です。

特に、1個ずつ紙やペーパータオルで包んでから保存すると、湿度の管理がしやすくなります。

また1個ずつ紙やペーパータオルで包むことでリンゴから発生するエチレンガスで野菜室にある他の果物や野菜の熟成が早まってしますことも防げます。

冷蔵庫に入れられない場合は、涼しくて暗い場所で保存すると良いです。

直射日光や高温の場所は避けてください。

この場合も、リンゴを紙や布で包んで保存すると、湿度を保ちながら長持ちさせることができます。

②切ったリンゴの保存方法について

皆さんは一度に食べきれず半分だけ残ってしまったリンゴの表面が茶色く変色してしまったことはありませんか?

切ったリンゴが茶色くなる原因は、酸化によるものです。

そこで有効な対策が切ったリンゴにレモン汁や塩水を軽くかけると良いです。

レモン汁の酸や塩水が、酸化を遅らせる役割を果たします。

別の方法としては塩水、炭酸水、ハチミツ水につける方法などもあるので実践しやすいやり方で試してみてください。

リンゴの種には毒がある

リンゴの種にはアミグダリンという物質が含まれており、これが体内でシアン化水素に変わるため、有毒です。

シアン化水素の致死量は、成人の場合で約50〜300mgとされています。

リンゴの種に含まれるアミグダリン量は、1粒あたり0.6〜0.8mg程度です。

体内で生成されるシアン化水素の量はそれより少なくなるため、実際に致死量に達するには100〜200粒以上のリンゴの種を摂取する必要があります。

少量では人体に害を及ぼすほどの影響はありませんが、大量に摂取すると危険です。普通に食べる分には全く問題ありません。

シアン化水素は種をそのまま摂取した場合種は消化されずシアン化水素は発生しない為、大量に摂取しないことと種を噛み砕いて飲み込まないことこの2つに注意しましょう。

リンゴの木の寿命

リンゴの木は非常に長寿で、最も古いリンゴの木の一つは、アメリカのニューヨーク州にあり、1790年に植えられたものが今でも実をつけています。

この木は230年以上経っていますが、まだ果実を生産し続けています。

また有名な「万有引力の法則」を発見したアイザック・ニュートンは、リンゴが木から落ちるのを見てインスピレーションを得たという逸話がありますが、その木はイギリスのウールスソープという場所にあり、今でも生きています。

また、その木から切り取られた枝が世界中の大学に寄贈されていることもあります。

それ程までにリンゴの木は長寿なのです。

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